最近、SNSで目にすることが増えた「【停電のお知らせ】お客様ID:〇〇〇」と記されたSMSについて、実は東京電力から発信されたものだと耳にします。
しかしこの情報、本当に信用してもいいのでしょうか。あるいは不審な点も指摘されています。
そこで今回、このSMSが実際に不正な詐欺行為に連なるものなのか、詳細にわたり調査して参ります。
どうか最後までご覧になっていただけると幸いです。
TEPCD名義の停電通知メッセージ、本当の情報はどうなのだろうか?
こんにちは!最近SNSでは「TEPCD」名義で送られてくる停電通知のSMSが話題となっています。そのメッセージの実態について探ってみました。
さて、このメッセージについてのいろいろな報告を見てみましょう:
- 「TEPCD」という名前のSMSが配信されている
- その内容としては、未納の電力料金が原因で停電するという警告が記載されている
- なお、その中には東京電力とは関係がなさそうなウェブリンクが挿入されている
- 大阪在住の人々にも同様の内容のSMSが届いており、これらの人々は東京電力の顧客ではない
詐欺メール
手を変え、品を変え
色々とやるもんだねー#TEPCD#詐欺メール pic.twitter.com/XpOF741VUj— 京極堂 (@kyogokudou7900) August 17, 2024
これらの情報を総合すると、東京電力を装いながら、実際にはリンクを通して個人情報を奪い取ることを狙った詐欺行為である可能性が高いと推測されます。
より詳細な情報を得るために、東京電力の公式ウェブサイトに掲載された警告情報を基に更に調査することをお勧めします。くれぐれも怪しいリンクには手を出さないよう注意してください。
警告:「TEPCD」名義の怪しい「【停電のお知らせ】客様ID:〇〇〇」SMSにご注意
皆様、ごきげんよう。最近、東京電力の名を騙った疑わしいショートメール(SMS)が流通しているとの報告があります。そこで、私たちは事実確認に乗り出しました。
東京電力の公式ウェブページを確認すると、正規のSMSは送信元の電話番号やウェブサイトのURLがはっきりしていることが分かります。東京電力からのSMS選択払いは特定の電話番号から送信されるのが通例となっております。
もし心当たりのないSMSを受け取った場合、記載されたURLを不用意にクリックしないよう最大限の注意を払うことが重要です。不明な点がある時は、リンクにアクセスしないことで安全を守ってください。
フィッシング詐欺は、金融機関やクレジットカード会社になりすまし、個人の暗証番号やカード番号を盗み取って不正に資金を引き出す行為を指します。
参照:TEPCO「東京電力を装ったSMSフィッシング詐欺※にご注意ください!」
- docomoやau:「0120-659-436」
- ソフトバンク:「249024」
- URLは例えば「https://www.payment.temco.co.jp/XXXXX」
しかし、この疑惑のSMSでは、TEPCDと名乗り、全く異なる送信元番号やURLが使われているのが特徴です。そのような疑わしい特徴を持つSMSは、フィッシング詐欺である可能性が高いです。
もし、そんな怪しいSMSを受け取った場合、どうかリンクをクリックすることなく、無視しメッセージを削除してください。
【警告】
送信元:TEPCD
電気料金未払いにより停電のお知らせとか言うて、ちゃんと払ってるんやけどな思ったら詐欺メール✉️
東京電力がTEPCO
よく名前似てるから東京電力ユーザーは気をつけてね!— 名も無き旅人へ (@tabibi10a) August 11, 2024
詳細分析レポート
今回のレポートでは、TEPCDと名乗る発信源から送られてくる「【停電のお知らせ】客様ID:〇〇〇」のSMSが実際に詐欺であるのかどうか、徹底調査を行いました。「停電のお知らせ」という緊急性を誘うメッセージ内容ですが、皆さんが安全に過ごせるよう情報をお届けいたします。どうかこのメッセージには警戒していただきたいと思います。