Android向けには、荷物や郵便物の重さを測定できる便利なアプリ「DroidScale」が存在します。
このアプリがあれば、手紙や書類を郵送する際、どの程度の切手が必要かをすぐに確認することができて便利です。キッチンスケールを探す手間も省けます。
ただし、このアプリはスマートフォンの画面を利用して重さを測るため、対象物の大きさや重さには一定の制限があります。特に軽すぎる物体は認識しないこともあり、完全に頼るにはいくつかの制約があるようです。
スケールが手元にない時の重量測定法と合わせて、重さを測るアプリについても詳しく見ていきましょう。
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重さを測るアプリ(Android)無料
Android向けに特化した重さを測定するアプリ「DroidScale」について紹介します。毎年新しいAndroidアプリが数多く発表されますが、中でも「DroidScale」は非常にユニークです。このアプリを使えば、まるでスマホが量りに変わるかのような体験ができます。
DroidScaleは2023年10月からはGoogle Playでは取り扱われていない状態ですが、どのような特徴があるのか見ていきましょう。アプリを起動すると、スマホのディスプレイの上部に重さの単位をグラムとオンスで切り替えられる設定があります。
ディスプレイの下部には「Weigh Object」と表示されるエリアがあり、ここに重さを測りたい物体を置いて計ります。しかし、スマホの画面サイズに収まる小さな物体に限定されるため、測れる物の範囲には制限があります。特に非常に小さいまたは軽い物体は認識しにくいです。
正確さにも限界があるため、実際の量りと比較した場合、差異が生じることが少なくありません。もう少し改良が進めば実用性が増すかもしれませんが、今のところ完璧なツールとまでは言えないでしょう。
同様のアプリとしては「Gravity」も存在します。こちらのアプリは、スプーンをスマホの画面に置いて、その上に乗せた物体の重さを測定します。アプリの紹介動画は下記のリンクから視聴できます。
Gravity App Demonstration from Ryan on Vimeo.
Gravityアプリもまた、スプーンに乗せることができる大きさの物体に限定されるため、用途が限られます。スマホを用いた重さ測定アプリは便利なアイデアではありますが、技術の発展を待つ必要がありそうです。
計りがないときに重さを測る方法(グラム)
計りがない際には、日常の物を使って重さを測ることができます。ここでは代用できるものの例をいくつか挙げます。
- 計量用の大・小スプーン
- 計量カップ
- ペットボトル(牛乳パック)
これらを使って具体的にどのように測定するか、見ていきましょう。
計量用の大・小スプーン
通常、大スプーンは15㏄、小スプーンは5ccです。水を測る場合、15㏄は15g、5ccは5gと等しくなります。水以外の物を測る場合には異なりますが、いくつかの代表的な例を紹介します。
- 茶葉(紅茶、煎茶など)、ココア、抹茶、コーヒー粉末、カレー粉、粉チーズ:約6g
- 上白糖、片栗粉、小麦粉:約9g
- サラダ油、バター、グラニュー糖、ベーキングパウダー:約12g
- しょうゆ、みそ、塩、ケチャップ:約18g
- ジャム、はちみつ:約21g
小さじ1の重さは、大さじ1の約1/3です。液体は盛り上がるまで、粉類は摺り切りにして測るのがポイントです。
計量カップ
計量カップには目盛がついており、水ならば目盛通りのグラム数で測定が可能です。以下に例を挙げます。
- 茶葉(紅茶、番茶など)、コーヒー粉末:約60g
- 小麦粉:約110g
- 上白糖、片栗粉:約130g
- サラダ油、バター、グラニュー糖、あら塩:約180g
- 牛乳、ヨーグルト:約210g
- しょうゆ、みそ:約230g
- ケチャップ:約240g
- はちみつ:約280g
ペットボトル(牛乳パック)
ペットボトルは350㏄から2Lまで様々なサイズがあります。細かい目盛はありませんが、計量カップの目安を利用すれば重さを見積もることができます。例えば、1Lのペットボトルは計量カップ5杯分に相当します。
測りがない時に荷物の重さを測る方法
測りが手元にない場合、荷物の重さをはかる方法として身近な体重計を活用することができます。
まず、体重計にそのまま乗せられる大きさの荷物であれば、直接体重計上に置いて重さを測ります。
荷物が体重計に乗せられない場合は、荷物を抱えて体重計に自身が乗り、その数値から自分の体重を引くことで荷物の重さを推測することが可能です。
この方法はペットの体重を計る際にも同様に利用することができますが、体重計の最大計測可能重量を超えないよう注意が必要です。
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まとめ:重さを測るアプリは開発途上
今回は「DroidScale」と「Gravity」という二つの重さを測るアプリについてご紹介しました。これらのアプリはとても面白く、画期的な試みですが、まだ開発の途中段階にあり、正確性においてはいくつかの問題があります。将来的にはより精度の高い重さを測るアプリが出現することを期待しています。
また、特別な測りがなくても、普段私たちが使用している調理器具や体重計を利用して重さを測る方法も紹介しました。さまざまな手段を用いることで、重さを測るというタスクは解決できます。更に、もし興味があれば、自分で重さを測る道具をDIYしてみるのも楽しいかもしれませんね。