夏の醍醐味の一つと言えば、やはりプールの存在が挙げられます。しかし、プールへ出かける前に気になる疑問がいくつか浮かびますよね。
- 一体周りの人たちは、プールで化粧をしているものなのか?
- そもそも水に強いメイクとはどのようなものか、そのコツはあるのか?
- そして何より、水の中で眉メイクが流れてしまわない方法はないだろうか?
これらの問題に対処するため、このテキストではプールを満喫するためのメイク術をご案内します。メイクが崩れにくい工夫や、もしものときに役立つリタッチ方法など、役立つ情報が盛りだくさんです。
プールサイドでの写真撮影もバッチリ決めたいですよね。是非これらのテクニックを身に着けて、思い切りプールでのひと時をお楽しみください。
プールでのメイクの持ちを良くするテクニック
プールでのお化粧は、ちょっとしたテクニックを加えることで持ちを向上させることができます。ここで、メイクを長持ちさせるコツをいくつかご紹介します。
保湿を徹底して行うことの重要性
プールメイクは、スキンケアから注意を払うことが重要です。保湿をしっかり行い、余計な皮脂の分泌を控えめにしましょう。乾燥する肌は皮脂分泌が多くなる傾向があるため、化粧水や乳液で肌を十分に整えてください。もしメイクをする前に顔が光っていたら、軽くティッシュで押さえることをお勧めします。
ウォータープルーフ製品の活用
海やプールサイドでのメイクには、ウォータープルーフのコスメが適しています。通常の化粧品より落ちにくいため、水遊びをしてもメイクが崩れにくくなります。アイライナーやマスカラ、ファンデーションは、ウォータープルーフのバリエーションを選ぶことが肝心です。
顔にかかった水には擦らずに対処する
顔に水がかかった際は、絶対に肌を擦らないでください。擦る行為は、メイクの剥がれや色のにじみを引き起こす元凶となります。顔を濡らしたときは、タオルでやさしくトントンと叩き、水気を取り除くのがベストです。力任せにゴシゴシ拭くことは避け、肌に優しく対応しましょう。
プールでも崩れない!ベースメイクの秘訣
プールで泳いでも美しいベースメイクを保つコツをご紹介します。これらのステップを実践して、一日中完璧な美しさをキープしましょう。
皮脂吸収プライマーを活用
化粧の土台である化粧下地(プライマー)は重要なポイントです。特に皮脂をしっかり吸収するタイプのプライマーを選ぶと、メイク崩れを抑えることが可能です。このひと手間がベースメイク持続力を向上させます。
リキッドファンデーションを使用する
プールサイドでのメイクにはリキッドファンデーションが適しています。水にも汗にも強く、肌への密着力が高いため、長時間綺麗な状態を維持できます。UVカット効果付きのものを選ぶと、日焼けからも肌を守れます。
パウダーで固定
リキッドファンデーションの上からパウダーを用いてメイクをセットすることで、より崩れにくくなります。Tゾーンや目元などは特に丁寧にパウダーを塗布して、持ちの良い仕上がりを目指しましょう。
メイクキープスプレーで仕上げ
最後の段階としてメイクキープスプレーを使用することで、メイクをしっかりと固定しましょう。さらに保湿成分が含まれたスプレーを使えば、肌の乾燥も防ぎます。夏の暑い日は、冷感効果のあるスプレーでクールダウン効果も得られます。
これらのステップに従って、水辺のアクティビティでも完璧なベースメイクをお楽しみいただけます。
友人宅のBBQ&プールで始まった子供との夏休み。ベースメイクはどろどろに崩れるのを防ぐためシンプルに。
トゥヴェールのビタミンC誘導体化粧水→ラピスラズリの日焼け止めSPF40 PA+++→エトヴォスのマットスムースミネラルファンデSPF30 PA++
炎天下の外で4時間!テカるくらいで全然崩れなかった🙌 pic.twitter.com/6FxvWJFOc2
— あさみん@元美容ナース (@asamin_biyou) August 10, 2019
水辺でも美しい眼差しをキープ!アイメイクテクニック
アイメイクは顔の印象を大きく決定づける部分ですが、プールのような水場では特に注意が必要です。メイク崩れをしづらくするコツをいくつかお伝えしますので、ぜひお試しください。
アイシャドウの下地をうまく使う
水の中でのメイクにはアイシャドウベースが役立ちます。使い慣れていない方もこのチャンスにトライしてみる価値があります。ベースを塗ることでアイシャドウの色モチが向上し、鮮やかさも増します。
ウォータープルーフのリキッドアイシャドウを選択
水辺でのアイメイクにはパウダータイプはお勧めできません。リキッドやクリームタイプのアイシャドウが肌にフィットしやすく、水をはじく性質があるため適しています。もし少々粘り気があるようであれば、ティッシュでオフして微調整しましょう。
アイラインはパウダーで下地作り
アイラインを引く際には、先にパウダーでしっかりとした下地を作るのがコツです。これによってアイラインの滲みにくさが増します。ジェルやリキッドタイプを使用することで、きれいなラインが持続します。
マスカラにはトップコートを
マスカラを塗った後はトップコートでセットすることを忘れずに。これは水辺でのメイクの中でも特に重要なポイントです。マスカラが滲むと目元がパンダのようになってしまいますが、トップコートで固定することで崩れを防げます。
水辺でも落ちにくい!ポイントメイク術
フェイスメイクや目元の装いはもちろん、その他のメイクアップ要素にも気を配ることが肝心です。眉や唇のメイクが落ちやすいと、顔の印象はすぐに薄れてしまうので注意が必要です。メイク全般の調和を維持するため、これらのパーツはしっかりと長持ちさせることがカギです。水辺でも変わらずに美しくいられるためのポイントメイクテクニックを紹介いたします。
眉と唇はティントで持続させる
眉や唇のメイクには、ティント製品が適しています。ティントは肌に色を染み込ませるので、一般的なパウダー製の眉用メイクやリップグロスよりも色が長持ちし易いです。水に強いティントを選べば、プールで楽しむ際でもしっかりとした顔立ちを維持することが可能です。
頬はクリームチークで色づけ
プールサイドでのメイクには、クリームチークがぴったりです。パウダーよりも肌に吸い付くような密着力があり、にじみにくいため、長く鮮やかな彩りをキープできます。自然な血色を再現するクリームチークで、連日魅力的なルックを継続しましょう。
#今日のメイク
家族でプールだったのでポイントメイクも崩れなさ重視。excel グリームオンフィットシャドウ GF06,08に、ボビイのインカンデスント。リップはRMK デューイーメルトリップ 03。 pic.twitter.com/X3YNDaUSZZ— 弥|amane (@amane_cosme) July 6, 2024
プールに行く際のメイクのお直し術
プールサイドでも美しさを保ちたいですよね。水や湿度で落ちがちなメイクを簡単に直す方法をパーツ別にお伝えします。
基本のベースメイクのリフレッシュ
ベースメイクが落ちた際は、最初にティッシュで皮脂や汗を軽く取り除いてください。
顔を化粧水のミストで潤した後、軽くティッシュオフし、スポンジで優しくトントンと整えます。
BBクリームやコンシーラーでシミやくすみを目立たなくし、仕上げにはUVスプレーを忘れずに。
アイメイクをキープするコツ
アイメイクがよれてしまったら、クレンジング液に浸した綿棒で落とし、まぶたの脂をスポンジオフ。
アイシャドウやアイライナーを再度塗布し、パウダーでフィックスすると良いでしょう。
魅力的なリップを維持するコツ
リップメイクは、まず保湿リップで唇を整え、ティッシュオフ後にリップカラーを。
一度押さえてから、もう一度リップカラーを重ねると、きれいな発色が持続します。
頬色美人を保つチークのお直し
チークが消えてしまったら、まず乳液を塗ってティッシュオフ。
さらに肌を整え、新たにチークをのせれば、フレッシュな頬色が蘇ります。
最後にパウダーでセットすれば、長時間美しい仕上がりがキープできます。
プールメイクのコツと注意事項
プールでのお出かけ計画があるならば、留意すべきメイクのアドバイスが幾つかございます。
水辺のメイク事情と大事なポイントについてご紹介いたします。
メイク許可の有無を前もって調べる
プール施設によっては化粧をすることができない場合があります。
多くの公共施設やフィットネスクラブ、学校などでは清潔を保つため化粧を制限しています。
化粧が不可の場合は素顔でのびのびと過ごすのがベストです。
アクアパークも同様に、事前にオフィシャルウェブサイト等で情報を確認しておくと良いでしょう。
プール内でのカラーコンタクトレンズは推奨されない
カラーコンタクトを普段使いしている人でも、プールでは控えたほうが賢明です。
水が目に触れることでコンタクトレンズがズレたり、目に密着するリスクがあり、目のトラブルに繋がりかねません。
カラーコンタクトは外して泳ぐことをおすすめします。
人工まつ毛はプールではほどほどに
顔が水をかぶらない限り問題はないかもしれませんが、濡れると人工まつ毛が取れるリスクがあります。
まつ毛が外れると、それに連動してアイメイクもダメージを受けることがほとんどです。
人工まつ毛の取れるリスクを避け、ピンチに陥らないようにしましょう。
メイクは控えめに保つ
水辺でのメイクは控えめなものが一般的です。
濃いメイクは崩れやすく、その後の修復が困難です。
特にファンデーションなどベースメイクは軽めにして、持ちを良くすることがポイントです。
シンプルなメイクで長時間の美しさを保ちましょう。
水泳時は顔が濡れないように注意
メイクをしたまま水泳する際は、なるべく顔に水がかからないよう配慮してください。
メイクが流れるのはもちろん、水を汚す可能性もあります。
他者への配慮を忘れず、快適なプールライフをお楽しみください。
プールに適したメイクテクニックとそのお直し法
本稿では、プールサイドでのメイクの方法、水に強いコスメの選択肢、そして仮にメイクが崩れたときの迅速な修正策についてご紹介しました。以下のポイントに注意しましょう。
- プール向けのメイクでは、ウォータープルーフのアイテムが欠かせません。水に強く落ちにくい商品を選択しましょう。
- メイクの持続力をアップするには、化粧固定スプレーの使用が有効です。
- メイクを落とさないためには、泳いでいるときでも顔を濡らさない、また濡れた場合でもこすらないよう心がけることが重要です。
- プールでのメイクはナチュラルさが鍵で、それによって崩れにくいメイクを実現できます。
- メイクのお直しをする際は、最初に古いメイクをしっかりとオフしてから、新しいメイクを施すことが肝心です。
これらのヒントを活かして、プールやビーチでの時間を、メイクの心配をすることなく充実させてください。
なお、学校やジムでは化粧をすることが禁止されていることが多々ありますし、公共のプールやレジャー施設においても化粧を控えるよう求められることがあるため、訪れる前にルールを確認することが大切です。