紫外線対策として、帽子の選び方は非常に重要なポイントです。実は、帽子の色によってその防御力に差が出ることがあります。このたび、日焼けを防ぐ上で効果的な帽子の色選びの秘訣についてご紹介しましょう。
紫外線に関する情報
どの色が紫外線を防ぐのに効果的か
紫外線の防止に有効な色の一例として、黒い服が挙げられます。紫外線透過率を具体的な数字で比較すると、白色が約19.37%であるのに対し、黒色はわずか1.67%と極めて低くなっています。このデータから、黒色は他の色に比べて紫外線を遮る能力が優れていると理解できます。
紫外線が最も強い季節について
紫外線はUVA(紫外線A波)およびUVB(紫外線B波)の2種類に分けられ、それぞれ下記の時期にピークを迎えます。
- UVA(紫外線A波)は4月から8月に最も強くなる
- UVB(紫外線B波)は5月から8月に集中して強まる
UVAについては、一年間を通じて地表に届くため、季節に関わらず対策を怠らないことが大切です。
紫外線が強くなる季節はおおよそ4月から8月の期間とされており、夏に向かうにつれ強度が増し、冬場にはその強度を減じていきます。これは、太陽の光が地球の大気を通過する距離による差異に起因します。
特に夏至の頃、6月20日前後では、太陽が最も高く昇るため、紫外線が非常に強くなります。反対に、冬至が近づく12月20日前後では、太陽の位置が低くなるため紫外線の強さは弱まる傾向にあります。
紫外線が最も強いタイミング
紫外線の強い時間は、UV指数で確認できます。UV指数とは紫外線の度合いを数値化し、人間の身体への影響を知らせるものです。UV指数が「3~5」の中程度を超えた時は、紫外線対策を行うことが大切です。
年間を通じて、紫外線の強さが中程度以上となる時間帯は以下にまとめました。
- 2月:午前11時~午後1時
- 3月:午前10時~午後2時
- 4月:午前9時~午後3時
- 5月:午前8時~午後3時
- 6月:午前8時~午後3時
- 7月:午前8時~午後3時
- 8月:午前8時~午後3時
- 9月:午前9時~午後3時
- 10月:午前9時~午後3時
- 11月:午前10時~午後12時
どの素材が日焼け対策に最適か
日差しからお肌を守る帽子の選び方には色と共に、素材に対する配慮も欠かせません。UVカット機能が含まれた帽子は多くの支持を集めており、紫外線のシャットアウトに寄与します。その素材は、繊維の表面に特別なコーティングを施したり、紫外線をブロックするセラミック素材を織り交ぜたりしています。
ワークマンやばいな、、自転車届いて買い物行きやすくなったから大きめリュックとUVカット帽子とプラズマ色スニーカー購入で¥4000いかないという pic.twitter.com/BU5Qh3vZ1s
— むぎちゃん⊿³ (@MUGINOCCHi) July 29, 2024
帽子のつばの長さが日焼け防止に及ぼす影響
日差しによる肌への影響を抑えるには、帽子のつばのサイズがポイントです。つばの長さによって紫外線をどれくらい遮ることができるかが変わってくるため、長ければ長いほどより多くの紫外線を防ぐことができます。例えば、つばが3cmの場合は約35%、7cmであれば約60%、さらに10cmであれば約70%の紫外線をシャットアウトすることが可能です。
UVカット用帽子はつばの形で選んでね
出来るだけ顔が日に当たらない
デザインを〜
つばの長さがある程度あって
つばが横でなく下向きが安心😊
帽子をかぶってるから、すっぴんでも良いって素顔で外出する方もいるけど
アスファルトに反射して
日焼けしちゃうから注意してね💦#しっかり日焼け対策 pic.twitter.com/Aasi2Gg6ZX— 宇都宮広美 (@8008hirorin) June 21, 2018
紫外線対策は徹底的に
その上で、帽子だけでは完全には防げない部位には、日焼け止めクリームの使用を忘れずに行いましょう。特に首元の裏側のような、帽子の影響が及ばないエリアへの配慮が不可欠です。
まとめ
今日は紫外線対策として最適な帽子の選び方をご紹介しました。白い帽子よりも黒い帽子が紫外線を遮る能力が高く、年間で3月から4月にかけて紫外線の強さが増していきます。特に朝から夕方にかけての時間帯に注意が必要です。日焼け対策をしっかり行いながら、夏の時期を存分に楽しんでください。最後までご覧いただき、感謝申し上げます。